長かった大学の非常勤講師のお仕事も残すところあと一回となりました。
最初は90分も喋りがもつのかと思っていましたが、ほぼ毎回時間が足りなくなるという不思議現象に見舞われていました。
時間配分を決めて講義に臨んでも、イレギュラーがあって、その対応をしていたら時間がオーバーしていたり・・・
自分が作ってきたデータに誤りがあっても、講義が始まってから指摘されるか自分が目にするまで気がつかなかったり・・・
理想はありますが、それを叶えるためのバランス感覚はまだ養われていないのが現実ですね。
また最も困難だったのは学生たちの習得レベルの違いの補正作業です。
これは全く解決の糸口も見つからず、結果的に学生にとって最も簡単だと思われるやり方でしか講義ができず、「技術の習得」よりも「講義を進める」カタチをとってしまった事に非常に悔いが残りました。特にカリキュラムがあるわけでもないのに、焦って「できること」を探したのが間違っていたかなと思います。
今年も後期にまた半年間の非常勤講師をさせてもらいますが、反省点や課題が山積みになってしまい、自分がふさわしいのかどうかが心配になってきました(^_^;)
元々「僕の授業を受ける人は当て逃げにあったようなものだ」と思いながらやっていましたが、その言葉を現実にしないように最後の講義でしっかりと伝えられることは伝えて来ようと思います。
・・・来年クビになったらどうしようかな（汗）
ではでは。
